
こんにちは。占い・スピリチュアル・開運の森、運営者の「紗月(さつき)」です。 意味を覚えようとしたのに「タロットは覚えてはいけない」と聞くと、今までの勉強が間違いだったのかと戸惑うかもしれません。けれど、確認できた教材には、暗記を重視しない方法と、キーワードを覚える方法の両方があります。
大切なのは、覚えた言葉だけで読み方を固定しないことです。絵のどこを見たのか、解説には何と書かれているのか、今回の問いにはどうつながるのか。この三つを分けて練習すると、丸暗記か直感かの二択にせず学べます。
タロット占いを覚えてはいけないと言う理由

「覚えてはいけない」を、知識を持つこと自体の禁止として受け取る必要はありません。少なくとも今回確認した公開教材では、学び方が分かれています。まず、その違いを見てみましょう。
| 学び方 | 確認できた説明 | 読み手が意識すること |
|---|---|---|
| 絵を中心に学ぶ | 絵と世界観を理解する講座 | 何がどう描かれているか見る |
| 言葉も覚える | キーワードと絵を学ぶ教材 | 語を思い出す助けとして使う |
| 両方を照合する | ここで提案する練習 | 観察・説明・解釈を分ける |
暗記しない講座も絵を詳しく学んでいる

暗記を重視しない方法でも、何も学ばずに思いつきだけで読むという意味ではありません。カードの絵に目を向け、その背景や表現を理解することが学習の中心になります。
例えばbenedireによる伊泉龍一さんの講座案内は、2026年2月更新の説明で、意味の暗記よりも絵や世界観を理解する方法を示しています。一枚ごとの詳しい絵の説明と読み方を扱う、という主催者の案内です。
ここから読み取れるのは、その講座が採る学習方針です。「タロット全体で暗記が禁止されている」「覚えると能力が失われる」といった主張の根拠にはなりません。言葉だけを急いで詰め込むのが苦手なら、絵を丁寧に見る入口もある、と受け止めるとよさそうです。
キーワードを覚える教材もある
一方、Joan Bunningの「Lesson 5」は、学習時にカードのキーワードを書き出して覚える方法を案内し、同時に絵の細部を見ることも勧めています。言葉を覚えることと絵を観察することが、同じ教材に並んでいます。
例えば「このカードにはどんなテーマがあったか」を思い出すために、短い語を手掛かりにする使い方です。説明全文を一字一句再現することとは違います。思い出せないときには、元のページや対応する解説書に戻れます。
したがって、すでに覚えた言葉を捨てる必要はありません。語を思い出したあとに「絵のどこが、その説明とつながるのだろう」と眺め直すと、記憶と観察を一緒に使えます。どちらの教材が絶対に優れているかを決める資料としてではなく、学ぶ入口の違いとして比較してください。
一語だけで答えると問いが置き去りになる
覚えた語が悪いのではなく、その語だけで会話や状況を説明し終えたことにすると、問いへの答えが曖昧になります。ここは、教材の優劣とは別に練習で点検したいところです。
仮に解説から「変化」という語を覚えたとします。「明日の勉強で工夫したいこと」と「今の職場で見直したいこと」では、考えたい行動が違います。前者なら勉強の場所や順番、後者なら業務の分担や相談内容を候補にできます。これは読み取りの練習例で、カードが実際の正解を証明するわけではありません。
問いを読まずに「変化が起きます」で終えると、どの場面で何を考えるのかが残りません。「変化」という言葉から自分は何を連想したのか、それは今の問いと関係があるのかを、一段だけ言葉にしてみましょう。
手元の絵柄に対応した説明から始める
意味が覚えにくいときは、先に使っているカードと解説書の組み合わせを見てみてください。説明にある人物や小物が手元の絵に見つからなければ、違うデッキを前提とした説明かもしれません。
伊泉龍一さんの公式著作紹介にも、タロットを歴史、図像、象徴などから扱う本が案内されています。カードの学習には、短い意味の一覧以外にも調べる軸があることが分かります。ここでは紹介文を確認した範囲にとどめ、書籍全体の評価や読了した体験としては述べません。
最初は一冊を基準にし、分からない絵や用語だけ追加で調べると、どの説明から学んだかを追えます。複数の教材が食い違ったら、どちらかを即座に間違いと決めず、対象のカードや著者の読み方が同じかを確認しましょう。
タロット占いを覚えてはいけないと迷う人の学び方

ここからは、絵を見る方法と言葉で確かめる方法を組み合わせた練習案です。特定の講座を再現したものではありません。手元の教材を読みながら、自分がどこで迷ったかを見つけるために使ってください。
三つの欄に分ける練習手順

一枚を机に置き、紙に「絵にあるもの」「解説にあること」「問いに合わせて考えたこと」の三つの欄を作ります。先に答えらしい文章を書こうとせず、欄を一つずつ埋める練習です。
- 説明書を閉じ、目についた人物・物・動きを短く書きます。
- 対応する説明を開き、中心となる意味を一つ自分の言葉で記します。
- 練習用の問いを読み、その意味から考えられる行動を一つ書きます。
- 絵に描かれていないことを、観察欄へ混ぜていないか見直します。
例えば絵にあるのが「道」で、自分の解釈が「別の方法も考える」なら、同じ欄には入れません。見える形と自分の受け取り方を区別するためです。解釈の欄に迷いがあれば「まだ言葉にできない」と残して構いません。
この記録は的中率を測る実験ではありません。どの説明を読んで、どこから連想したのかを振り返るためのノートです。絵を見た印象を、他人の本心や将来の事実と取り違えないようにします。
読めないときは不足した箇所へ戻る
「読めない」を一つの能力不足としてまとめず、どの欄で止まったかを見てみましょう。絵に何があるか分からないなら図像の説明へ、言葉の意味が曖昧ならその解説の前後へ戻ります。
| 止まったところ | 次に確かめること |
|---|---|
| 絵の物が分からない | 対応する説明書の図や名称 |
| 意味が多すぎる | 今回の問いに関わる一つのテーマ |
| 行動に言い換えられない | 問いが広すぎないか |
| 解釈が合わない | 保留にして、別の資料と後日照合 |
説明書を何冊も増やす前に、今の教材でどこが分からなかったのかを一文にすると、調べたいことが絞れます。「分からないから全部覚え直す」より、小さな疑問へ戻る進め方です。
覚えた量より説明のつながりを振り返る
練習のあとには、意味を何個暗唱できたかだけでなく、「この一文はどこから考えたか」を見てみます。絵の特徴や教材の説明へ戻れるなら、読み方の筋道が残っています。
同じカードがまた出たときは、前の記録と違う表現になっても、その違いを確認すれば学習材料になります。問いが変わったのか、絵の別の部分を見たのか、説明を読み違えていたのかを比べてみましょう。
反対に、何にでも当てはまる言葉だけになったら、問いを一つの場面へ絞り直します。毎日必ず続ける義務はありません。疲れた日は読み取りまで進めず、カード名と気になった箇所だけ残して終える方法もあります。
よくある質問
すでに暗記した意味は忘れたほうがよいですか?
忘れる必要はありません。その語が、絵のどの部分や教材のどの説明とつながるかを確かめてみましょう。自分の記憶が元の文脈より狭くなっていた場合は、説明を読み直して補えます。
解説書を見ながら友人へ説明すると失礼ですか?
練習中で教材を参照することを先に伝え、相手が了承している範囲で行うとよいでしょう。すぐに答えることを優先して知っているふりをせず、分からない点はそのまま伝えます。
逆位置まで一度に覚えるべきですか?
使う教材の進め方を確認してください。自分で練習範囲を決めるなら、正位置の説明を理解する期間を置く方法もあります。正位置だけで読むことにした回は、あとから都合に合わせて逆位置の意味へ切り替えないようにします。
絵から何も思い浮かばないと向いていませんか?
一度連想が浮かばなかっただけで適性は判断できません。物の名前、人物の向き、背景など、見えるものを書くだけの練習へ戻れます。苦痛なら休み、興味が戻ったときに続けてもかまいません。
まとめ|タロット占いは覚えてはいけないと構えなくてよい
確認した教材には、絵や世界観を重視する方法も、キーワードを覚えながら絵を学ぶ方法もありました。一律に「覚えてはいけない」と考えず、自分がどこで読みづらくなるのかを見てみましょう。
まずは一枚について、見えたもの、解説の意味、自分が考えた一文を分けて残す。それだけでも、丸暗記した言葉を答えに貼り付ける読み方から、一歩進んだ練習になります。


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