
はじめまして。占い・スピリチュアル・開運の森の運営者、紗月です。
おみくじを開いた瞬間、目に飛び込んできた「凶」の文字。心臓がドキンと跳ねて、なんだか悪いことばかり起きるような気がして不安になってしまいますよね。「せっかく神社や寺院へお参りに行ったのに、どうしてこんな結果なんだろう」「神様に見放されたのかな」と落ち込んでしまう気持ち、痛いほどよくわかります。
実は私も以前、大切な試験の前に神社でおみくじを引いて「凶」が出たことがありました。その時は目の前が真っ暗になったような気がしましたが、後になって振り返ると、あのおみくじが教えてくれた「油断するな」というメッセージのおかげで、最後まで気を抜かずに準備ができ、結果的に良い方向へ進めたという経験があります。

そう、おみくじの凶は、単なる不運の宣告や未来の不幸を確定させる予言書ではありません。今のあなたが見落としていることや、これから気をつけるべきポイントを教えてくれる、神様や仏様からの「愛のある警告」であり、あなたをより良い未来へ導くための大切なメッセージなんです。
この記事では、凶を引いてしまった時の心の持ち方や、その後の具体的な行動について、私の経験や学びをもとにお話ししていきたいと思います。待ち人が来ないと言われた時の恋愛の行方や、気をつけるべき病気のサイン、そしておみくじを結ぶべきか持ち帰るべきかといった素朴な疑問まで、ひとつずつ丁寧に紐解いていきましょう。読み終える頃には、凶という結果が、あなたにとって恐怖の対象ではなく、頼れる「人生のガイド」に変わっているはずです。
記事のポイント
おみくじの凶とその後の運勢に関する本当の意味

「凶」という文字を見ると、どうしてもネガティブなイメージが先行してしまいがちですが、スピリチュアルな視点や歴史的な背景を知ると、その捉え方はガラリと変わります。

おみくじは本来、吉凶の良し悪しを競うゲームではなく、神様や仏様と対話するためのツール。ここでは、なぜ凶が出るのか、そしてその結果をどう受け止めれば運勢を好転させられるのかについて、少し深い視点からお話ししていきますね。
凶や大凶が出る確率はどれくらいあるのか

おみくじを引いて凶が出ると、「どうして私だけ?」「やっぱり私は運が悪いんだ」と孤独な気持ちになってしまうことがありますよね。周りの人が「大吉だ!」「吉だ!」と喜んでいる中で、自分だけがひっそりと凶を引いてしまうと、疎外感さえ感じてしまうかもしれません。
でも、どうぞ安心してください。実は、おみくじで凶が出ることは、確率論的に見ても決して珍しいことではないんです。むしろ、伝統的な形式を守っている由緒ある神社やお寺ほど、凶が含まれている確率は意外と高めに設定されていることが多いのです。
おみくじの構成とバランス
一般的におみくじは、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶といった順序で構成されていますが、すべての神社やお寺が同じ比率で入れているわけではありません。中には「参拝に来てくれた人に嫌な思いをさせたくない」という配慮から、凶をあえて入れないようにしている神社も現代では増えています。
しかし、古くからの教えを重んじる場所では、「人生には良い時(陽)もあれば悪い時(陰)もある」という自然の摂理(陰陽のバランス)をそのままおみくじに反映させています。つまり、凶が入っているおみくじを引けるということは、それだけ「嘘偽りのない、リアルな人生の指針」を示してくれる場所にあなたが立っているという証拠でもあるんです。

大凶は「レアカード」?
特に「大凶」となると、その確率はさらに低くなり、めったにお目にかかれない「レアカード」のような存在です。これを引く確率は、ある意味で大吉を引くよりも難しいとも言われます。だからこそ、大凶が出た時は「強烈な変化のサイン」や「神様が特に気にかけて警告してくれている」と捉えることもできるのです。決して「死」や「破滅」を意味するものではありませんので、過度に怯える必要はありませんよ。
確率的に見れば、誰にでも平等に起こりうること。たまたまサイコロの目が「1」が出たのと同じように、今回のタイミングでは「凶」というカードが回ってきただけのことです。「私だけ運が悪い」と自分を責めるのではなく、「今回はそういう巡り合わせのターンだったんだな」「神様が今の私にブレーキをかけてくれたんだな」と、まずはフラットに事実を受け止めてみることが、運気好転への第一歩かなと思います。
浅草寺や元三大師百籤に見る凶の配分傾向

「浅草寺でおみくじを引いたら凶が出た!」というエピソード、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? 実はこれ、都市伝説でもなんでもなく、浅草寺のおみくじが「元三大師百籤(がんざんだいしひゃくせん)」という非常に古い伝統的な形式(観音百籤)を忠実に守っていることに由来しています。
聖観音宗 あさくさかんのん 浅草寺 公式サイト – 浅草寺↗
少し専門的なお話になりますが、この元三大師百籤は、平安時代の僧侶・良源(元三大師)に由来するとされ、おみくじの元祖とも言える存在です。そして、この形式における「凶」の配分は、なんと100本のうち30本。つまり、約30%が凶になるように定められていると言われています。
伝統を守る姿勢と慈悲の心
3割が凶と聞くと、「そんなに多いの!?」と驚かれるかもしれませんね。10人で引けば3人は凶が出る計算ですから、決して低い確率ではありません。浅草寺をはじめ、この形式を採用している寺院では、この「古来の確率」を変えることなく現代に伝えています。
これは決して「意地悪」でそうしているわけではありません。むしろ、人生の厳しさや、調子に乗ってはいけないという戒めをしっかりと伝えることこそが、仏様の本当の慈悲(優しさ)であるという考え方に基づいているんです。甘い言葉だけで安心させるのではなく、転ばぬ先の杖として厳しいことも言ってくれる。そんな「厳しい親心」のようなものが、この高い凶の確率には込められているんですね。
もし浅草寺などの伝統的な寺院で凶を引いても、それはあなたが特別に不運なわけではなく、由緒正しい「30%の確率」に当たっただけのこと。むしろ、「伝統に触れた」「正直なメッセージを受け取った」と前向きに捉えて良いのです。
逆に言えば、凶が出やすい場所で「大吉」を引いた時の喜びはひとしおですよね。場所によってこれだけ「凶の出やすさ」が違うという背景知識を持っておくだけで、「なんだ、ここは厳しめの設定なんだな」と冷静になれますし、必要以上に落ち込まずに済むようになりますよ。
凶は今が底でここから運気が上がるという考え方

私が凶を引いてしまった時に、お守りのように心の中で唱えている言葉があります。それは、「凶が出た時が運気の底。あとは上がるだけ!」という言葉です。これは単なる慰めではなく、運勢のバイオリズムを考える上でとても理にかなった、ポジティブな解釈なんです。
「陰極まれば陽となる」の哲学
東洋の思想には「陰極まれば陽となる」という言葉があります。これは、物事が悪い方向へ行き着くと、今度は自然と良い方向へ転じ始めるという意味です。おみくじの「凶」は、まさにこの「陰が極まった状態(底)」を表していると捉えることができます。
想像してみてください。「大吉」は運気の頂点ですから、これ以上上がる余地がなく、ある意味では「ここからは下り坂になるかもしれない」という怖さを秘めています。一方で「凶」は、今の状態が一番低い地点(ボトム)であると教えてくれているわけですから、これからの未来には「上り坂」しか残されていないということになります。「伸びしろしかない」と言い換えてもいいかもしれませんね。
| 運勢 | 現状のイメージ | これからの展望 |
|---|---|---|
| 大吉 | 山の頂上 | 現状維持か、緩やかな下降に注意が必要。 |
| 吉・中吉 | 登山途中 | まだ上がる余地があり、安定している状態。 |
| 凶 | 山の麓(ふもと) | ここから登山開始。上がる楽しみしかない状態。 |
リセットと再スタートの合図

凶のおみくじは、これまでの悪い流れを一度リセットするためのスイッチのような役割も果たしてくれます。「最近なんとなくツイてないな」と思っていた人が凶を引いたなら、それは「はい、ここで厄落とし完了! ここから新しいサイクルが始まりますよ」という合図かもしれません。
実際に、「凶を引いた直後に、悩んでいた仕事のトラブルが解決した」「凶が出たことで慎重になり、大きなミスを防げた」という話はよく聞きます。凶を「不吉な予言」として怯えるのではなく、「上昇気流に乗るための滑走路に立った」と解釈を変えてみましょう。そうすることで、凶のおみくじは、あなたに勇気と希望を与える最強のチケットに変わるはずです。
待ち人が来ずなどの記載と恋愛や縁談の行方

おみくじを開いて一番に目が行くのが、恋愛や結婚に関わる「待ち人」や「縁談」の項目だという方は多いのではないでしょうか。そこに「待ち人来ず」「縁談調わず」なんて無情な言葉が書かれていたら、恋に悩んでいる時なら泣きたくなってしまいますよね。
でも、ここで絶望して諦めてしまうのはまだ早いです。おみくじの言葉は非常に短く抽象的ですが、その裏には深い意味と、状況を打開するためのヒントが隠されているからです。
「待ち人」の本当の意味とは?
まず誤解されがちなのが「待ち人」の意味です。これは必ずしも「恋人」や「結婚相手」だけを指す言葉ではありません。あなたの人生を大きく変えるキーパーソン、導いてくれる師匠、生涯の友人、あるいは待ち望んでいた赤ちゃんや、新しい仕事のオファーなど、広い意味での「良い知らせを持ってくる人・機会」を含んでいます。
ですから、「来ず」とあっても、それは「一生恋人ができない」という意味ではなく、「今はまだ、その運命の出会いやチャンスが訪れるタイミングではありませんよ」という時期的な示唆であることが多いのです。「今は焦って外に求めるよりも、自分磨きをして準備を整える時期だよ」と教えてくれているのかもしれません。
状況別の読み解きと対策

では、具体的な記述に対してどう向き合えばいいのか、いくつかのパターンで考えてみましょう。
- 「来ず」「来るとも遅し」:
今は自分自身の生活を充実させることに集中しましょう。執着を手放して、趣味や仕事に没頭していると、忘れた頃にふと現れるものです。「果報は寝て待て」の精神で、どっしりと構えておくのが吉です。 - 「さわりあり」「調わず」:
縁談などでこれが出た場合、何かしらの障害や、今は見えていない問題がある可能性があります。無理に話を進めようとせず、一度立ち止まって相手との関係性や条件を冷静に見直してみましょう。「この人で本当にいいの?」と神様が問いかけているのかもしれません。 - 「音信(おとずれ)あり」:
姿は見えなくても、連絡や兆しがあるサインです。SNSやメールのチェックを欠かさずに。また、自分から連絡してみるのも良いきっかけになるかもしれません。
特に恋愛において凶が出た時は、「今の自分の心の状態」を映し出していることが多いです。相手に依存しすぎていないか、焦りで周りが見えなくなっていないか。そんな「心の歪み」を正すことで、結果的に良縁を引き寄せることにつながります。凶は「今のままだと失敗するよ」という警告であって、「絶対に失敗する」という決定事項ではありません。行動を変えれば、未来は必ず変わります。
病気や健康面での警告メッセージとの向き合い方

「病気(やまい)」の欄に「長引く」「危うし」「重し」といったドキッとする言葉が並んでいると、本当に具合が悪くなりそうで不安になりますよね。特に、今現在なにか体調に不安を抱えている人にとっては、一番見たくない言葉かもしれません。
ですが、これもお告げというよりは、「今の生活習慣や健康への意識を見直さないと、体を壊すリスクが高まっていますよ」という強い注意喚起だと捉えるのが現実的です。神様はあなたを怖がらせたいわけではなく、「体を大切にしなさい」と守ろうとしてくれているのです。
「養生」と「医師選び」の重要性

凶のおみくじの病気の欄をよく見ると、単に悪いことだけが書かれているわけではないことに気づくはずです。「養生すれば治る」「医師を選べ」「信心せよ」といった、具体的なアドバイス(条件付きの救い)が添えられていることがほとんどです。
- 「養生すれば治る」:
無理を重ねている現状への警告です。睡眠不足や暴飲暴食、ストレス過多になっていませんか? 「休むことも仕事のうち」と割り切って、意識的に休息をとる必要があります。 - 「医師を選べ」:
自己判断や、なんとなく通っている病院への疑問を投げかけています。セカンドオピニオンを検討したり、専門医を探してみたりと、能動的に動くことで道が開けることを示唆しています。
また、現代医学の観点からも、定期的な健康診断やメンタルヘルスのケアは非常に重要です。厚生労働省も推奨しているように、病気の早期発見・早期治療は健康寿命を延ばす鍵となります。おみくじの「凶」をきっかけに、「そういえば最近、検診に行ってなかったな」と思い出し、予約を入れることができれば、それはもう「凶のおかげで命拾いをした(吉に転じた)」と言えるのではないでしょうか。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット『休養・こころの健康』)

心の持ち方も大切です
「病は気から」という言葉があるように、おみくじの結果を気にしすぎてストレスを溜めてしまっては本末転倒です。「警告をもらったから、これで対策ができる! ラッキーだ」と前向きに捉え、具体的な健康アクション(野菜を食べる、早く寝る、運動するなど)に移していきましょう。
おみくじで凶を引いたその後の対処法と結ぶ作法

さて、ここからは実務的なお話です。凶のおみくじを引いた後、その紙をどう扱うべきか悩んでしまいますよね。「持って帰ると悪い運気が家につきそうで怖い」「でも、結んで帰るのは神様に失礼にならない?」といろいろな説があって迷うところです。ここからは、凶を引いた後の具体的なアクションについて、作法や心の整理の仕方を交えてお話しします。
境内に結ぶか持ち帰るかはどちらが正解か

結論から言うと、「結んでも持ち帰っても、どちらでも大丈夫」です。どちらが正しくてどちらが間違い、という絶対的な決まりはありません。これにはそれぞれに素敵な意味がありますので、その時のあなたの気持ちに合わせて選んでみてください。
境内に結ぶ場合の意味

多くの人が行う「木やおみくじ掛けに結ぶ」という行為。これには主に2つの意味があります。
- 悪い運気を留め置く(厄落とし):
「凶」という良くない結果を、神聖な境内に結びつけて置いていくことで、自分には持ち帰らないようにするという「厄落とし」の意味合いです。「ここまでの悪い流れは、神様に預かっていただきましょう」という気持ちの区切りになります。 - 神様とのご縁を結ぶ:
「結ぶ」という行為自体が、「神様との縁を結ぶ」に通じるとされています。凶であっても、神様からのメッセージであることに変わりはありません。そのご縁をしっかり結んでおくことで、ご加護をお願いするという意味になります。
かつては境内の木の枝に結ぶのが一般的でしたが、木を傷めてしまうため、現在では専用の「おみくじ掛け」が用意されている場所がほとんどです。マナーとして、必ず指定された場所に結ぶようにしましょうね。
持ち帰る場合の意味

一方で、「凶は持ち帰ってはいけない」というのも俗説に過ぎません。持ち帰ることにも大きなメリットがあります。
凶のおみくじには、「油断するな」「ここを直そう」「口論に注意」といった、自分への戒めがたくさん書かれていますよね。これを持ち帰って、手帳や財布に入れて時々読み返すことで、日々の行動を引き締める「指針」として活用するのです。そうすることで、同じ失敗を繰り返さなくなり、結果として運気が向上します。

私の判断基準
私は、内容を見て「見るのも辛い、ショックが大きい」と感じた時は結んで帰り(手放し)、「これは肝に銘じておきたい良いアドバイスだ」と感じた時は持ち帰る(指針にする)ようにしています。自分の心の状態に合わせて選んでOKだと私は思っています。
利き手と逆の手で結ぶという風習の意味

「凶を引いたら、利き手ではない方の手(右利きの人は左手、左利きの人は右手)で結ぶと吉に転じる」という話を聞いたことはありませんか? まことしやかに語られるこの風習、実際に試してみたことがある方もいるかもしれませんね。
困難を乗り越える「修行」のメタファー
この風習の背景には、「利き手を使わない」という不自由で難しいことを成し遂げることを「修行」に見立て、その困難を乗り越えたことで「凶が吉に転じる(転禍為福)」という願いが込められていると言われています。昔の人の知恵というか、ゲン担ぎのようなものですね。
ただ、これはあくまで民間伝承のようなもので、神社庁などが定める正式な作法として決まっているわけではありません。実際にやってみるとわかりますが、片手で、しかも利き手じゃない手でおみくじを細く折りたたみ、結ぶというのは至難の業です。無理をしておみくじが破れてしまったり、雑に結んでしまったりしては、かえって心が乱れてしまいます。
大切なのは、どっちの手を使うかというテクニックよりも、「より良い方向へ向かいますように」「悪い運気を払ってください」という祈りを込めて、丁寧に結ぶことです。もしこの風習に挑戦してみたい場合は、おみくじを破らないよう慎重に、心を落ち着けてチャレンジしてみてください。でも、普通に両手で丁寧に結んでも、神様への敬意は十分に伝わりますので安心してくださいね。
結果に納得できない時の引き直しのマナー

「こんな結果、信じたくない!」「私の気持ちとは全然違う!」と思って、その場ですぐに引き直したくなる気持ち、すごくわかります。おみくじ箱の前で、もう一度財布を開こうか悩んでいる人の姿を見かけることもあります。
でも、基本的には「一度引いた結果を受け止める」のがおみくじのマナーとされています。おみくじは、その瞬間のあなたに必要なメッセージを神様が選んでくれたもの。気に入らないからといってすぐに引き直すのは、せっかくのアドバイスを「聞き流す」ようなもので、あまり褒められた行為ではありません。
引き直しても良いケースとは?
とはいえ、どうしても納得がいかない場合や、内容が難しすぎて頭に入ってこない場合、あるいは誤って破いてしまった場合など、絶対に引き直してはいけないという厳格な禁止ルールがあるわけではありません。
もし引き直すなら、以下のような心構えで行うのがおすすめです。
- 日を改める:
その日は一度結果を持ち帰り、後日また改めて参拝した時に引く。状況や心境が変化しているかもしれません。 - 時間を置く・参拝し直す:
境内のベンチで深呼吸をして、気持ちを落ち着けてから、もう一度神前で手を合わせて「今の私に必要な言葉を改めてください」とお願いしてから引く。 - 違う神社で引く:
別の神様の視点からのアドバイスを求めてみるのも一つの方法です。
一番良くないのは、「大吉が出るまでひたすら引き続ける」というスタンスです。これでは単なる「くじ引き」や「運試しゲーム」になってしまい、本来の意味(教訓を得ること)から離れてしまいます。「どんな結果が出ても、それを今の自分への課題として受け入れよう」という覚悟を持って引くなら、神様もきっと新しいヒントをくれるはずですよ。
持ち帰った後の保管場所や処分の方法

おみくじを持ち帰ることに決めた場合、その後の扱いに困ることもありますよね。「神棚に置くべき?」「引き出しの奥でいいの?」と迷ってしまいます。
常に目に入る場所がベスト
持ち帰った凶のおみくじは、お守りのように大切にするのと同時に、「教科書」や「メモ」のような役割も持っています。ですから、しまい込んで忘れてしまっては意味がありません。
おすすめは、財布、手帳、定期入れ、スマホケースのポケットなど、普段よく持ち歩くものに入れておくことです。ふとした瞬間に読み返すことで、「あ、今は調子に乗りすぎてたかも」「慎重に行動しよう」と自分を戒めることができます。「魔除け」として持ち歩くという考え方もありますね。
処分のタイミングと方法
そして、いつまで持っていればいいのかという期限ですが、決まりはありません。「一年間」という区切りでもいいですし、「願いが叶った時」「悩みが解決した時」でも構いません。また、次のお正月に新しいおみくじを引く時に交換するのも一般的です。
役目を終えたと感じた時には、感謝の気持ちを込めて手放しましょう。基本的には、授与していただいた神社やお寺の「古札納所(こさつのうしょ)」や「お焚き上げ」の場所にお返しするのが一番丁寧です。
遠方の場合は?
旅行先などで引いたおみくじで、直接返しに行けない場合もあると思います。その場合は、近くの神社やお寺(神社のものは神社へ、お寺のものはお寺へ)の古札納所に納めても、一般的には許容されることが多いです。ただし、異なる宗派のものを受け付けていない場合もあるので、念のためその場所のルールを確認したり、社務所の方に一言聞いてみると安心ですね。
どうしても行くことができない場合は、自宅で処分することも可能です。その際は、ゴミ箱にそのまま捨てるのではなく、白い紙に塩と一緒におみくじを包み、「ありがとうございました」と感謝を唱えてから処分すると、気持ちよく手放すことができます。
不安な時は厄払いやお守りを受けるのも手

どうしても凶の結果が気になって不安が消えない……という時は、自分だけで抱え込まずに、神様や仏様の力をお借りするのも一つの賢い方法です。スピリチュアルなケアを行うことで、心の平穏を取り戻しましょう。
物理的なアクションで安心感を得る
その場で「厄払い(やくばらい)」のご祈祷を受けたり、「災難除け」「厄除け」「開運」のお守りを受けたりすることで、物理的に「守られている安心感」を得ることができます。これは心理的にもすごく効果的で、「私は対策をしたから大丈夫」「神様がついていてくれる」と自信を持つきっかけになります。
また、凶のおみくじ自体を「身代わり」として捉え、指定の場所に結んでくることも一つの厄払いです。さらに、神社によっては「凶を引いた人専用のお守り」や「記念品」を授与してくれるユニークな場所もあります(例えば奈良の丹生川上神社上社など)。そういった救済措置があるかどうかもチェックしてみるといいですね。
「陰徳」を積んで運気を変える

最後に、私が最もおすすめしたいのが、徳を積む行動として「陰徳(いんとく)」を意識することです。陰徳とは、人知れず良い行いをすること。
- 道端のゴミを拾う
- 公共のトイレをきれいに使う
- コンビニで募金をする
- 店員さんに笑顔で「ありがとう」と言う
そんな小さな善行を積み重ねることで、自分の中にプラスのエネルギーが溜まっていきます。昔から「徳を積めば凶も吉に転じる」と言われています。これこそが、お金もかからず、いつでもどこでもできる最強の厄払いであり、運気アップの方法かもしれませんね。
おみくじで凶が出たその後の行動指針まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。おみくじで凶が出たからといって、あなたの未来が暗いものに決まったわけではありません。むしろ、「ここで気づけてよかった!」「大きなトラブルを未然に防げる!」というラッキーな転換点に立っているのです。
- 凶は「注意喚起」:今の生活を見直すための具体的なアドバイスであり、改善のチャンス。
- 確率は意外と高い:あなただけが不運なわけではない。伝統的な「厳しさ」に触れた証拠。
- 結ぶも持ち帰るも正解:「厄落とし」なら結ぶ、「自分への戒め」なら持ち帰る。自分の心に従って。
- 不安な時は行動でカバー:お守りを受けたり、日々の小さな善行(陰徳)で自ら運気を整えていく。
「おみくじ 凶 その後」と検索してこの記事にたどり着いたあなたは、もうすでに「どうすれば良くなるか」を考えて行動し始めています。その前向きな姿勢があれば、きっと大丈夫。凶というメッセージを味方につけて、明日からの一歩を慎重に、そして力強く踏み出していきましょうね。あなたのこれからの毎日が、雨降って地固まるように、より良いものになりますように、心から応援しています。







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