
いよいよ合格発表の前日がやってきましたね。これまでの長い受験生活を走り抜け、あとは結果を待つだけというこの時間は、試験当日の張り詰めた緊張感とはまた違い、宙ぶらりんで心がソワソワと落ち着かないものです。「もう結果はすでに確定していて、自分がまだそれを知らないだけ」と頭では分かっていても、何か少しでも運気を上げる方法はないか、心を落ち着ける手立てはないかと、スマホで検索してしまうそのお気持ち、私自身もよく分かりますし、多くの人が通る道です。
今日は、そんな不安で眠れない夜に、あなたの心をそっと支え、良い気の流れ呼び込むための「合格発表前日のおまじない」や過ごし方について、詳しくお話しさせていただきます。古くから日本に伝わる伝統的な儀式から、心理学的なアプローチ、そして今の時代の運気に合わせた開運アクションまで。これらを試すことで、「やるだけのことはやった、あとは天命を待つのみ」と腹を括り、少しでも穏やかな気持ちで明日の発表を迎えられますように。この森で深呼吸するような気持ちで、読み進めてみてくださいね。
記事のポイント
合格発表の前日に試すべき強力なおまじない

ここでは、古来より人々の心の拠り所となってきた伝統的な方法や、行うことで心理的に心を落ち着かせてくれるようなアクションを中心にご紹介します。どれも特別な道具を買い揃える必要はなく、家にあるもので今すぐ実践できるものばかりです。「これが効きそうだな」と直感でピンときたものを一つ選んで、心を込めて試してみてくださいね。
不安を浄化し吉報を待つ塩まじないの効果

「塩」は、神道や日本の民間信仰において、古くから場を清め、穢れ(けがれ)を払うための最も強力で身近なアイテムとして大切に扱われてきました。合格発表の前日に行う「塩まじない」は、単なる神頼みではありません。これまで抱えてきた「落ちたらどうしよう」というネガティブな感情や、家の中に溜まった澱んだ空気を一度きれいにリセットし、清浄な状態で吉報(良い知らせ)を迎え入れるための、いわば「心の準備運動」のようなものです。
この儀式を行うことで、気持ちにひとつの区切りをつけることができます。やり方はとてもシンプルですが、何よりも「場を整える」という意識を持って丁寧に行うことが大切です。

浄化と願望成就の塩まじない・完全手順
- 場の浄化(掃除):
まず、おまじないを行う場所を掃除します。自分の勉強机の上や、運気の入り口である「玄関」がおすすめです。埃を払い、水拭きをして清めることで、心の中のノイズも一緒に拭き取るようなイメージを持ちましょう。 - 塩山の作成:
白い小皿を用意し、天然の粗塩(精製塩ではなく、海のお塩がベストです)を使って、円錐形の「塩山(盛り塩)」を作ります。崩れないように指先で慎重に形を整えていく作業に没頭することで、散漫になっていた意識が「今、ここ」に集中し、自然と呼吸が深まっていきます。 - 受験票の配置:
塩山の近くに、大切な受験票を置きます。塩に直接触れると湿気で紙が傷む可能性があるので、クリアファイルに入れたままで構いませんし、少し離して置いても大丈夫です。塩の浄化作用が受験票を守ってくれるイメージを持ちましょう。 - 完了形の祈り:
塩山と受験票の前に座り、静かに手を合わせます。そして、「合格しました。ありがとうございました」と、すでに願いが叶った形(完了形)で感謝を伝えます。

なぜ「完了形」で唱えるのかというと、私たちの脳は、具体的なイメージと言葉に強く反応する性質があるからです。「合格しますように」という願いは、裏を返せば「今はまだ合格していない」という欠乏感を強調してしまいがちです。逆に「合格しました」と断言し、その時の喜びを先取りして感じることで、脳がその未来を「既定の事実」として認識し始め、過度な不安から解放されやすくなるのです。塩の白さと清らかさを眺めながら、静かな気持ちで行ってみてください。
小石に合格を託す伝統的な願掛けと呪文

日本には古くから、自然界のあらゆるものに神様や霊力が宿ると考える「アニミズム」の思想が根付いています。中でも「石」は、長い年月をかけて形成されることから、変わらぬ意志や固い結束の象徴とされ、願掛けの対象となってきました。合格発表前日、どうしても落ち着かない時は、お散歩がてら外の空気を吸いに行き、近所の神社や川原、あるいは道端でも構いませんので、「なんとなく気になる」「目が合った気がする」「手に持った時にしっくりくる」と感じる小石を一つ拾ってきてください。
持ち帰った石は、これまでの感謝を込めながら流水できれいに洗い清めます。そして、この石を使った、知る人ぞ知る不思議なおまじないをご紹介しますね。

古の唱え言葉「べせらほらきや」
石を洗う時や、洗い終わった石を両手で包み込む時に、「べせらほらきや」という言葉を繰り返し唱えます。
この言葉の正確な由来は諸説あり定かではありませんが、意味を持たない不思議な音の並び(呪文)をリズミカルに繰り返すことで、思考の暴走を止め、トランス状態に近い深いリラックス効果をもたらすと言われています。
石が乾いたら、赤ペンを使って、石の表面に小さく「合格」や「〇〇大学入学」「サクラサク」といった願いを書き入れます。書き終えたら、それを白い布や清潔なティッシュで大切に包み、発表の瞬間まで肌身離さず手元に置いておきましょう。
発表を待つ間、不安で心臓がドキドキしてきたら、この石をギュッと握りしめてみてください。石のひんやりとした温度と、適度な重み、そして固い感触が、ふわふわと浮き足立つ心をグラウンディング(地に足をつけること)させ、「自分は大丈夫だ」という感覚を取り戻すための強力なアンカー(錨)の役割を果たしてくれますよ。
合格を引き寄せる言霊と予祝の書き方

「予祝(よしゅく)」という言葉、最近よく耳にするようになりましたが、その意味をご存じでしょうか? これは「予め(あらかじめ)祝う」と書く通り、願いが叶った時の喜びを前もって盛大にお祝いすることで、その未来を現実として引き寄せるという、日本古来の願望実現の知恵です。私たちがお花見をするのも、実は秋の豊作を春のうちに「前祝い」して、田の神様を喜ばせるための予祝儀式の一つだったと言われているんですよ。
合格発表前日におすすめなのは、この予祝の力を借りて、日記や手帳に「合格日記」を書くことです。単に「受かっていますように」と書くのではなく、まるでタイムマシンに乗って未来から帰ってきたかのような気持ちで書いてみましょう。

効果的な合格予祝日記の書き方例
- 「〇〇大学に無事合格しました! 自分の番号を見つけた瞬間、涙が出るほど嬉しかったです。」
- 「春からこのキャンパスに通えるなんて本当に幸せです。支えてくれたお母さん、先生、本当にありがとうございました!」
このように、過去形で、かつ具体的な感情や周囲への感謝の言葉と共に書き記すのがポイントです。もしご家族と一緒に過ごされているなら、夕食の時にお茶で乾杯して、「合格おめでとう!」「やったね!」と言い合うのも非常に効果的です。脳科学的にも、脳は鮮明な想像と現実の出来事の区別がつきにくいとされています。「喜んでいる状態」を一度身体で体験させてあげることで、脳の緊張フィルターが外れ、リラックスした状態で吉報を受け取る準備が整うのです。
手のひらに五芒星を描く身体的おまじない

発表の時間が近づくにつれて、急に動悸が激しくなったり、悪い想像ばかりが頭をよぎってパニックになりそうになったりすることはありませんか? そんな時は、特別な道具を使わずに、自分の体一つですぐにできるおまじないが役立ちます。特におすすめなのが、平安時代の陰陽師・安倍晴明でも有名な「五芒星(ごぼうせい)」を手のひらに描く方法です。
やり方は簡単です。利き手の人差し指を使って、反対の手のひらに星マーク(☆)を一筆書きで描きます。この時、指先に神経を集中させ、星の形がきれいに結ばれるように意識してください。これをゆっくりと3回繰り返します。
五芒星は、一筆書きで元の位置に戻ることから「魔が入る隙間がない」とされ、強力な魔除けのシンボルとして知られています。しかし、このおまじないの真の効果は、「図形を描く」という指先の感覚に意識を集中させることで、不安で暴走しそうになっている脳の働きを強制的に「今、ここ」に戻す点にあります。
また、洗面所などで鏡の中の自分と目が合った時に、自分に向かって「私は合格する」「私は運がいい」と3回声に出して唱えるのもおすすめです。自分の声と姿を使って脳にポジティブな情報を送ることで、心の中に渦巻くネガティブな内言(独り言)を打ち消すアファメーションとしての効果が期待できます。
2026年の運気を掴む強力な待ち受け画像
スマートフォンは、現代人にとって片時も離さず持ち歩く、いわば「現代の護符」のような存在です。その待ち受け画面(壁紙)を変えることは、常に目にする情報を変えることであり、深層心理に大きな影響を与えます。合格発表前日だからこそ、今の運気の流れに乗った画像に変えて、気分のチューニングを行いましょう。
2026年は干支で言うと「丙午(ひのえうま)」の年であり、九星気学では「一白水星(いっぱくすいせい)」が中宮(中心)に回座する年回りとなります。「丙午」は強烈な火のエネルギーを、「一白水星」は柔軟な水のエネルギーを象徴しています。この相反するエネルギーを味方につけるための、おすすめモチーフやラッキーカラーを整理しました。
| カラー/モチーフ | 意味・効果とおすすめの理由 |
|---|---|
| ゴールド | 才能開花、豊かさ、そして「輝き」の象徴です。自分自身の努力が実り、光り輝くイメージを強化したい時におすすめです。 |
| クリアブルー | 浄化と冷静さを表す色。一白水星の「水」の気と相性が良く、高ぶる感情を鎮め、静かな自信を取り戻させてくれます。 |
| 伊勢神宮の日の出 | 「夜明け」「再生」「新しい始まり」の象徴。暗闇から光が差す瞬間を捉えた画像は、強力な開運画像として人気があり、吉報を待つ心境にぴったりです。 |
| 志望校の正門 | 自分がその門をくぐって通学している姿をイメージしやすくする「視覚的な予祝」です。具体的なイメージは引き寄せの基本です。 |
また、ここ数年「歩くパワースポット」と呼ばれる湘南乃風のSHOCK EYE(ショックアイ)さんの画像を待ち受けにすると運気が上がる、という口コミも依然として人気ですね。ただ、一番大切なのは「世間で流行っているから」という理由だけで選ばないことです。「その画像を見た瞬間に、自分がワクワクしたり、ホッとしたりするかどうか」という自分の直感を信じて選んでみてください。見るたびに少しでも気分が上がるなら、それがあなたにとっての最強のお守りです。
枕の下に受験票を入れて寝る前の儀式

いよいよベッドに入る時間。寝る前にできる最後にして最大のおまじないは、「受験票を枕の下に入れて眠る」ことです。受験票は、あなたがこれまで努力してきた日々の証であり、試験会場であなたと一緒に戦ってくれた「分身」のような存在です。
この儀式には、「夢の中で合格した自分に会いに行く」という意味合いがあります。また、物理的に「大切な受験票はここにある」という安心感を身体で感じることで、眠りにつきやすくする効果もあります。「寝相が悪くて折れ曲がってしまわないか心配…」という方は、クリアファイルに入れたり、枕の下ではなく枕のすぐ横(サイドテーブルなど)に置いたりしても全く問題ありません。
眠る前に、受験票を一度手にとって、心の中でこう話しかけてみてください。
「私と一緒に戦ってくれてありがとう。明日は良い知らせを聞こうね」
モノに感謝を伝えて大切に扱う心は、必ず良い気を呼び寄せます。そして、ゆっくりと目を閉じ、桜が満開のキャンパスを歩いている自分の姿を想像しながら、深い眠りへと誘われていきましょう。
合格発表の前日はおまじない以外も大切に過ごす

おまじないで心の準備(ソフトウェアのケア)ができたら、次は身体のコンディション(ハードウェアのケア)を整えることも忘れずに。

心と体は密接に繋がっているので、現実的なケアをおろそかにすると、メンタルも引っ張られてしまいます。
逆転合格を信じてE判定の不安を手放す

もし、事前の模試でずっとE判定だったとしても、まだ諦めて絶望する必要はありません。これは決して気休めではなく、模試の判定システムと実際の入試にはズレがあるからです。模試の判定は、あくまで「その模試を受けた時点での学力」と「その模試の問題傾向」に基づいて算出された統計データに過ぎません。
入試直前期の現役生の伸びは凄まじいものがありますし、何より、大学ごとの「過去問対策」を徹底していれば、模試の偏差値では測れない「合格力」が身についているものです。実際に、模試はずっとE判定だったけれど、本番の問題との相性が良くて逆転合格した、という事例は毎年数え切れないほど起きています。
不安になるのは、あなたがそれだけ真剣に「合格したい」と願っている証拠です。ここまで来たら、もうジタバタしても結果は変わりません。「結果は天のみぞ知る」と割り切り、中国の故事にある「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま=何が幸いし、何が災いするかは予測できない)」の精神で、「どんと来い」と構えておきましょう。
母親ができるサポートとNGな言葉や行動

もし、この記事をご覧になっているのが受験生の親御さんなら、ぜひ意識していただきたいことがあります。それは、お子さんに対して「特別なことをしない」という、静かな優しさです。親御さん自身も不安でたまらないと思いますが、その不安は子供に敏感に伝染してしまいます。
発表前日に避けたい親のNG行動
- 未来の不安を煽る:「もしダメだったら滑り止めの手続きどうする?」といった事務的な確認は、前日ではなくもっと前に済ませるか、結果が出てからで十分です。前日に「落ちた時」のシミュレーションをさせるのはやめましょう。
- 過剰なプレッシャー:「絶対大丈夫だよ!」「信じてるからね!」という励ましも、本人にとっては「期待に応えなきゃ」という重圧として響く場合があります。
- 非日常の演出:気合を入れて普段作らないような豪華なステーキやお寿司を用意するのも、かえって緊張感を高めてしまうので避けましょう。
お子さんが一番求めているのは、世界がどう変わろうとも揺るがない「いつも通りの日常」です。「おはよう」「おやすみ」を普段通りのトーンで交わし、部屋を暖かくし、温かい飲み物を用意してあげるだけで十分です。もしお子さんが「怖い、不安だ」と吐露してきたら、無理に励ましたりアドバイスしたりせず、「そうか、結果が出るまでドキドキするよね」と、ただその感情を受け止めて(傾聴して)あげてください。否定せずに聞いてもらえることが、何よりの安心材料になります。
ゲン担ぎよりも消化に良い食事と勝負メシ

「勝負に勝つ」という語呂合わせで、夕食にカツ丼やトンカツなどの揚げ物を出したくなりますが、合格発表前日(および試験前日)のメニューとしては、実はあまりおすすめできません。緊張やストレスを感じている時、人間の体は胃腸の機能が著しく低下しています。そんな状態で脂っこい食事をとると、消化不良を起こして腹痛の原因になったり、消化活動にエネルギーを使われて睡眠の質が下がったりするリスクがあるからです。
おすすめの本当の勝負メシは、「うどん」や「お鍋」などの、温かくて消化に良いものです。特に、疲労回復効果のあるビタミンB1を多く含む「豚肉」と、身体を温める「ネギ」「生姜」などをたっぷり入れた温かいお出汁の組み合わせは最強です。
「粘り強く」という意味で納豆やオクラ、山芋などのネバネバ食材を取り入れるのも良いですが、これらも体質によってはお腹が緩くなることがあるので、普段から食べ慣れている場合に限ります。基本的には、「胃腸に優しく、身体がポカポカ温まる、食べ慣れた味」を選びましょう。それが、翌朝の体調を万全にする一番の近道です。
眠れない夜に試したい入浴と呼吸法

「明日が気になって、どうしても眠れない…」そんな時、「早く寝なきゃ!」と焦れば焦るほど、脳は覚醒して目が冴えてしまいますよね。まず大切なのは、「一睡もできなくても、横になって目を閉じているだけで体は8割方回復する」と割り切ってしまうことです。「眠れなくてもいいや」と開き直ると、案外すっと眠れたりするものです。
少しでもリラックスモードに入るためには、お風呂の入り方が重要です。熱いお湯は交感神経を刺激して目を覚ましてしまうので、就寝の90分くらい前に、38〜40度くらいの少しぬるめのお湯に15分ほどゆっくり浸かるのがおすすめです。お風呂から上がって、上がった体温が徐々に下がってくるタイミングで、自然と眠気が訪れやすくなります。

それでも布団に入ってから心臓がドキドキしてしまう時は、米国のアンドルー・ワイル博士が提唱したリラックス呼吸法「4-7-8呼吸法」を試してみてください。
4-7-8呼吸法のやり方
- 口から息を完全に吐き切る。
- 鼻から静かに息を吸いながら、4つ数える。
- 息を止めて、7つ数える。
- 口から「フーッ」と音を立てるように息を吐きながら、8つ数える。
これを数回繰り返すと、強制的に副交感神経が優位になり、強張っていた体の力がふっと抜けていくのを感じられるはずです。 (出典:睡眠とストレスの関係 | 専門家コラム)
鏡の中の自分に合格宣言する自己暗示

一夜明けて、いよいよ発表当日の朝。顔を洗うために洗面所に立ったら、鏡に向かって、自分自身に声をかけてあげましょう。
「私はここまでよく頑張った」
「どんな結果が出ても、私の価値は変わらない」
「私は合格する」
鏡の中の自分の目をしっかりと見つめて宣言することで、脳にポジティブな自己イメージが深く刻まれます。これは心理学的にも「自己効力感」を高める効果があると言われています。もし、「ダメかもしれない」というネガティブな言葉が出そうになったら、すぐに「いや、大丈夫。私は運がいい」と言葉に出して上書きしてあげてください。
まとめ:合格発表の前日におまじないで心を整える

合格発表の前日というのは、これまでの長く苦しい努力の集大成を受け取るための、神聖で大切な時間です。今回ご紹介した、塩山を作ったり、石にお願いしたり、お気に入りの画像を待ち受けにしたり、美味しいお鍋を囲んだりといった行動。これらは、魔法のように物理的に合否判定を書き換えるわけではありませんが、あなたの心を「不安」という冷たい場所から、「安心」や「希望」という温かい場所へとシフトさせる、大きな力を持っています。
「人事を尽くして天命を待つ」。
あなたができることは、もうすべてやり切りました。今はただ、ご自身やお子さんが積み重ねてきた努力の日々を信じて、静かにその時を待ちましょう。あなたが、あるいはあなたの大切な人が、最高の笑顔で春を迎えられることを、この森から心よりお祈りしています。


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