
「占い・スピリチュアル・開運の森」運営者の紗月(さつき)です。神社の凛とした空気の中で、心を込めて引いたおみくじ。そこに「色情」という文字を見つけて、思わずドキッとしたことはありませんか?
「色情に溺れるな」とか「色情につき妨げ起こる」なんて書かれていると、まるで自分の心の奥底にあるやましい気持ちを見透かされたようで恥ずかしくなったり、「もしかしてパートナーに浮気される予兆なの?」と不安になってしまったりしますよね。この言葉、現代の私たちの感覚だと、どうしても「性的で不道徳なこと」というネガティブなイメージに直結してしまいがちです。

でも、どうか安心してください。おみくじにおける「色情」は、必ずしも直接的な異性トラブルや悪い予言だけを意味するものではないんです。古くから伝わるおみくじの言葉には、今のあなたの心を整え、より良い未来へ進むための深いヒントが隠されています。神様や仏様は、あなたを怖がらせようとしているのではなく、「ここを整えれば、もっと運気が開けるよ」と優しく教えてくれているのです。
この記事では、誤解されやすい「色情」の本当の意味を紐解きながら、現代の生活に即した具体的な読み解き方をお伝えしていきます。不安を安心に変えて、前向きな一歩を踏み出すためのお手伝いができれば嬉しいです。
記事のポイント
おみくじの色情とは?言葉の意味と色事との違い

おみくじに書かれている言葉は、古語や漢語の影響を強く受けており、現代の私たちが普段SNSや会話で使う言葉とは少しニュアンスが違うことがあります。特に「色情」という言葉を目にすると、どうしても「エッチなこと」「浮気」といったイメージを持ちがちですが、まずはその本来の意味を、おみくじという特別な文脈の中で冷静に紐解いていきましょう。
色情と色事の意味の違いを整理する

おみくじを読み解く上で、多くの人が最も混同しやすいのが「色情(しきじょう)」と「色事(いろごと)」の違いです。この二つは字面こそ似ていますが、おみくじが指し示している「注意すべきポイント」が少し異なります。
まず「色事」は、実際に起きるトラブルや出来事を指すことが多い言葉です。例えば、不倫の発覚、異性との金銭トラブル、あるいは三角関係のもつれなど、外側で起こる「事件」や「スキャンダル」に近いニュアンスを持っています。「色事に注意」とあれば、そうしたトラブルに巻き込まれないよう、行動を慎重にする必要があります。
一方で「色情」は、あなたの内面や心の状態にフォーカスした言葉です。辞書的な意味では「性的な欲求」や「情欲」を指しますが、おみくじや宗教的な文脈ではもう少し広く深い意味を持ちます。それは、「理性を失うほど何かに執着している状態」や「感情のコントロールが効かなくなっている心の揺れ」全体を指すことが多いのです。
仏教の教えに「色(しき)」という言葉がありますが、これは「形あるもの」や「物質的な現象」を意味します。そこから転じて、目に見える美しさや快楽に心が奪われ、本質が見えなくなっている状態を戒める意味合いが含まれていることもあります。つまり、「色情」とは単なる性欲だけの話ではなく、「一時的な感情や欲求に振り回されて、冷静な判断ができなくなっていませんか?」という内面への問いかけなのです。
ここがポイント:2つの違い
- 「色事(いろごと)」:外側で起こる対人トラブル、スキャンダル、痴話喧嘩などの「出来事」。
- 「色情(しきじょう)」:内側にある執着、欲求不満、判断を曇らせる感情の「状態」。
このように整理すると、「色情」という言葉が出たからといって、すでに何かの過ちを犯しているとか、浮気をしていると断定されているわけではないことが分かります。「今、心が少し不安定で、誘惑や感情の波に流されやすくなっているから気をつけてね」という、神様からの優しさを含んだアドバイスだと受け取ってみてください。
色情を慎むべしと言われた時の真意

おみくじでよく見かける「慎む(つつしむ)」という言葉。これを見ると「禁止」や「我慢」を強いられているようで、窮屈に感じるかもしれません。しかし、古来「慎む」という言葉には、単に「やってはいけない」という意味だけでなく、「度を越さないようにする」「自分自身を大切にするために、軽率な振る舞いを避ける」「神聖な状態を保つ」といった、とても上品で前向きな意味が含まれています。
もし「色情を慎むべし」と書かれていたなら、それは「恋愛をするな」「人を好きになるな」という意味ではありません。「感情の荒波に飲み込まれて、自分自身を見失わないように」というメッセージです。誰かを好きになるエネルギーは素晴らしいものですが、それが強すぎてコントロール不能になると、日常生活に支障をきたすことがあります。
例えば、こんな状態になってはいませんか?
- 恋に夢中になるあまり、仕事や学業が手につかず、やるべきことを後回しにしている。
- 相手に好かれたい一心で、自分の本音を押し殺したり、無理な出費を重ねたりしている。
- 相手からの返信が少し遅れただけで、世界の終わりかのように落ち込んだり、怒ったりしてしまう。
- 「寂しい」という感情を埋めるためだけに、好きでもない相手と安易な関係を持ってしまう。
「色情を慎むべし」という言葉は、こうした「心の暴走」に対してブレーキをかけるための安全装置のようなものです。「一度深呼吸をして、自分軸を取り戻しましょう」というサインなのです。少し冷静になる時間を持つだけで、あなたの魅力は本来の輝きを取り戻し、運気はまたスムーズに流れ始めますよ。
紗月のメモ
「慎む」は「自分を大切にする」ことと同義です。欲望のままに行動して後で傷つくのは、他ならぬあなた自身だからです。自分を守るためのアドバイスとして受け止めてみてくださいね。
願望が色情につき妨げられる理由

おみくじの「願望(ねがいごと)」の欄に、「ととのう しかし色情につき妨げ起こる」といった記述を見ることがあります。これは非常に示唆に富んだメッセージで、「あなたの願いが叶う土台はできているけれど、欲望や執着が邪魔をしてブレーキをかけていますよ」という状況を表しています。
スピリチュアルな視点で見ると、私たちが何かを成し遂げようとするとき、そこには一定の「エネルギー」が必要です。仕事での成功、試験の合格、あるいは家庭の円満など、目標に向かって真っ直ぐにエネルギーを注ぐ必要があります。しかし、「色情」と呼ばれるような強い情動や執着は、この大切なエネルギーを激しく消耗させてしまう性質があります。
例えば、大きな試験や大事なプロジェクトを控えている勝負の時期に、特定の人への思いが強すぎて夜も眠れなかったり、パートナーとの喧嘩で精神力を使い果たしてしまったりすることは、誰にでも起こりうることです。おみくじは、そうした「エネルギーの漏れ」を鋭く指摘してくれているのです。
この記述が出た場合、「願望を叶えるためには恋愛を諦めなければならない」と極端に考える必要はありません。大切なのは「優先順位」と「切り替え」です。「今は目標に向かって集中する時期」と腹を括り、恋愛や遊びの比重を少し下げる、あるいは「勉強中はスマホを見ない」といった具体的なルールを作ってエネルギー漏れを防ぐことが、願望成就への近道になります。
待ち人が来ない原因は色情なのか

「待ち人」の項目で「色情により来たらず」や「さわりあり」といった言葉が出ると、「私の欲が深いから出会えないの?」と落ち込んでしまうかもしれません。まず前提として、おみくじにおける「待ち人」は、必ずしも恋愛相手や結婚相手だけを指すわけではありません。あなたの人生を良い方向へ導いてくれるキーパーソン、友人、あるいはビジネスパートナーなども含まれます。
では、なぜ「色情」がその出会いを妨げるのでしょうか。ここでの色情は、「相手への過度な期待」や「条件への執着」、あるいは「表面的な魅力に惑わされる目」と読み替えることができます。
「絶対にイケメンじゃなきゃ嫌だ」「年収はこれくらいないと無理」「もっとドキドキさせてくれる刺激的な人がいい」……こうした強いこだわり(=色や欲への執着)は、実はフィルターのように作用し、すぐ近くにある「本当にあなたを幸せにしてくれる良縁」を見えなくさせてしまいます。また、刺激的な快楽や外見の美しさばかりを追い求めていると、誠実だけれど地味な人や、耳の痛いことを言ってくれる重要な助言者を遠ざけてしまうことにもなりかねません。
色眼鏡を外して、素直でフラットな心で周りを見渡してみること。そして、表面的な条件よりも、相手の「心」や「波長」に目を向けること。そうすることで、今まで見落としていた意外なところから「待ち人」が現れることがあります。おみくじは、その視点の切り替えを促しているのです。
争い事で女相手なら負けの読み方

古い様式のおみくじには、「争事(あらそいごと):女相手ならまけ」といった、現代の感覚では少し驚くような、ジェンダー的にどうなのかと感じる表現が残っていることがあります。これを文字通り「女性とは戦うな」「女性は厄介だ」という性差別の話として受け取ると、モヤモヤしてしまいますよね。
私の解釈ですが、これは性別の話として固定するのではなく、もっと普遍的な「感情的な対立は避けなさい」という教えとして読み替えるのが、現代の実生活に役立つ捉え方だと思います。古来、陰陽五行などの思想において、女性性はしばしば「感情」「情動」「受容」の象徴とされてきました(対して男性性は「論理」「行動」など)。
つまりこの言葉は、「感情(情動)が深く絡むような争いごとは、理屈で押し通そうとしても解決せず、泥沼化してあなたが損をしますよ」という警告として読めるのです。相手が感情的になっているときに正論を振りかざして論破しようとしたり、逆に自分自身がヒステリックになって相手を攻撃したりするような争いは、勝ったとしても後に深い遺恨を残し、結果として「負け」に等しい損失を生みます。
この言葉が出たときは、白黒はっきりつけようとして裁判や口論をするよりも、一歩引いて和解を目指すか、第三者を入れて冷静に調停するのが賢明です。「逃げるが勝ち」という言葉があるように、感情のもつれからは距離を置くことが、あなた自身の運気を守るための最善策となるでしょう。
おみくじの色情とは浮気?現代的解釈と対策

ここまでは、おみくじの言葉を伝統的な意味合いから解説してきました。しかし、私たちの生活スタイルは昔とは大きく変わっています。そこでここからは、「色情」という言葉を現代の私たちの生活、特にSNSや推し活といった新しい文化に当てはめて、もう少し広い視点で捉え直してみましょう。
恋愛運での色情は執着への警告

現代の恋愛において、おみくじが「色情」という言葉で警告する場合、それは単なる性的な乱れだけでなく、「依存的な関係性」への注意喚起であることが非常に多いです。
もしパートナーがいる人でこの言葉が出た場合、相手を束縛しすぎていたり、逆に相手なしではいられない状態になっていたりしませんか?「彼(彼女)がいないと私は生きていけない」「常に相手の行動を把握していないと不安」といった状態は、愛ではなく「執着」に近いものです。おみくじは、その重たいエネルギーが二人の関係をギクシャクさせていることを教えてくれています。
また、片思い中の人や婚活中の人にとっては、焦りや不安から「自分を安売り」してしまうことへの警告かもしれません。「誰でもいいから愛されたい」「寂しさを埋めたい」という隙間風が心に吹いていると、どうしても質の悪い縁を引き寄せやすくなります。
「恋は盲目」と言いますが、おみくじは「目を開けて、現実とバランスを取りなさい」と厳しくも温かく助言しています。健全で幸せなパートナーシップを築くためには、まず自分自身が精神的に自立し、一人でも幸せを感じられる状態でいることが大切です。「色情を慎む」とは、恋愛に溺れて自分を失うのではなく、自分という軸をしっかり持って恋愛を楽しむことへのシフトチェンジを促しているのです。
現代の推し活や依存も色情の対象

実は、現代ならではの非常に重要な解釈として、「推し活」や「SNSへの依存」も、広い意味での「色情(情動への執着)」に含まれると私は考えています。
「推し」を応援することは、日々の活力になり、人生を豊かにする素晴らしい活動です。しかし、もしおみくじで「色情を慎め」と出た人が、生活費を削ってまでグッズを買い漁っていたり、推しのスキャンダルやSNSの反応に一喜一憂して仕事が手につかなくなったりしているなら、それはまさに「情に流されて理性を失っている状態」と言えます。
また、SNSでの承認欲求も同様です。「いいね」の数やフォロワーの増減に心が過度に振り回され、自分を良く見せるために虚飾を重ねてしまう。これも仏教的な視点で見れば、実体のない「色(現象・評価)」への執着であり、心の平穏を乱す「色情」の一種と解釈できます。
| チェック項目 | 色情(執着・依存)のサイン | 対策のヒント |
|---|---|---|
| 金銭感覚 | 生活費や貯金を切り崩してまでつぎ込んでいる。 借金をしてしまう。 | 月々の予算を厳格に決める。 クレカの登録を削除する。 |
| 時間の使い方 | やるべき仕事や勉強を後回しにして没頭している。 睡眠時間を削っている。 | スマホを見る時間を制限する。 「22時以降は見ない」等のルール設定。 |
| 感情の起伏 | 推しやSNSの動向だけで一日中気分が沈む。 他者と比べて激しく嫉妬する。 | デジタルデトックスを行う。 物理的に情報を遮断する日を作る。 |
楽しいはずの推し活やSNSが、いつの間にか「義務感」や「嫉妬」、「自己嫌悪」につながり、生活を圧迫しているなら、それは「色情につき妨げ」が起きている状態です。もしこれらに当てはまるなら、少しだけスマホを置く時間を作るなど、意識的に距離を取ってみることが、運気回復の鍵となります。
色情の悩みを断つ縁切り神社の活用

自分では頭で分かっていても、どうしても断ち切れない思いや、ズルズルと続いてしまう腐れ縁に悩んでいるなら、神様の力を借りて「区切り」をつけるのも一つの有効な手段です。「縁切り」と聞くと、誰かを不幸にする呪いのような怖いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、本来の縁切り祈願はもっと前向きなものです。
いわゆる「縁切り神社」や「縁切り寺」は、「自分の中にある悪い習慣や執着との縁を切り、新しい良縁が入ってくるスペースを作るための場所」です。部屋の断捨離と同じで、心の中も不要なものを手放さないと、新しい幸せは入ってきません。
例えば、京都の「安井金比羅宮」などは全国的にも有名ですが、遠方に行けなくても、近くの神社で「厄除け」や「心願成就」としてお参りするだけでも十分です。大切なのは、神様の前で「私はこの執着を手放します」「この苦しい関係に終止符を打ちます」と、自分自身の心にはっきりと宣言することです。
注意点:祈願の心構え
縁切り祈願において、「〇〇さんが不幸になりますように」といった他人を呪うような願い方は絶対にNGです。呪いは自分に返ってきます。あくまで「私自身が〇〇さんへの執着から解放され、前へ進めますように」という、主語を「自分」にした前向きな祈りを行うようにしてください。
悪い結果が出た時の具体的な対処法

おみくじで「凶」が出たり、「色情に溺れるな」といった厳しい言葉が書かれていたりすると、どうしても落ち込んでしまいますよね。でも、占いやおみくじにおいて、厳しい結果は「不吉な予言」ではなく、「今気づけてよかった」というラッキーな警告(アラート)です。
おみくじのアドバイスに従って行動を変えれば、未来は必ず良い方向へ書き換わります。具体的なアクションとして、以下のことを試してみてください。
1. おみくじを結んで帰る
良い結果(大吉など)は持ち帰ってお守りにするのも良いですが、悪い結果が出た場合は、神社の指定された場所に結んで帰るのが一般的です。これには「神様と縁を結ぶ」という意味に加え、利き手ではない方の手で結ぶことで「困難な行いを達成した(修行をした)」とみなし、凶を吉に転じさせるという風習もあります。
2. 身の回りの「水回り」を掃除する
風水やスピリチュアルな観点では、「色情」や「愛情」のトラブルは「水」の気と深く関係していると言われます。お風呂、トイレ、キッチンなどの水回りが汚れていると、愛情運が淀み、悪い縁や執着が溜まりやすくなります。徹底的に掃除をしてピカピカにすることで、淀んだ感情が流れ去り、心がスッキリと整います。
3. 強制的な冷却期間を置く
もし今、告白や復縁の申し込み、同棲の開始、あるいは高額な買い物などを計画しているなら、一旦それを「保留」にしてください。「色情の妨げ」が出ている時は、判断力が低下している可能性が高いです。最低でも一週間、できれば一ヶ月ほど冷却期間を置き、それでも気持ちが変わらなければ行動に移す。これだけで、多くの後悔を防ぐことができます。
「凶」や厳しい言葉は、その通りに行動すれば災難を避けられるという「転ばぬ先の杖」です。怖がる必要はありません。むしろ、「教えてくれてありがとう」と感謝するくらいの気持ちでいれば、運気はすぐに好転していきます。
まとめ:おみくじの色情とは自分を整える合図

おみくじにある「色情」という言葉について、その意味や対策をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。この言葉は、単なる性的な戒めや浮気の予言にとどまらず、「欲望や執着によって心が曇り、あなた本来の輝きや判断力が鈍っていませんか?」という神様からの深い問いかけでした。
私たちは人間ですから、誰かを好きになりすぎたり、何かに夢中になりすぎて周りが見えなくなったりすることはあります。それは決して恥ずかしいことではありません。ただ、おみくじは「ちょっと行き過ぎているよ」「一度立ち止まって、バランスを取り戻そう」と、色事(トラブル)に発展する前にブレーキをかけてくれているのです。
推し活も、恋愛も、あなたの人生を彩る素敵な要素であることに変わりはありません。ただ、それに飲み込まれないよう、「主役は私」という軸をしっかり持っていてくださいね。この言葉をきっかけに、あなたが執着という重荷を下ろし、より軽やかに、自分らしく歩んでいけることを心から願っています。




コメント